2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2014/1/31, Fri.

日記を書き終わると瞑想をする気力もなく布団に入り、すぐに眠りについた。九時前に起床して、米、納豆、豚汁、サバを食べた。食事中から食後しばらくにかけて日記を読み返した。きちんと眠れていないとも思えないのにどういうわけか眠気を催し、しばらく机…

2014/1/30, Thu.

くり返す呼吸の奥から耳鳴りめいて長くのびる金属音が聞こえてきた。幻聴だった。瞑想時には色々な音が聞こえ、時には画像や映像が見えることもある。老若男女さまざまな人の声が頭のまわりを行ったり来たりすることはよくある。この夜はごつごつと海から生…

2014/1/29, Wed.

目をつぶって深呼吸をはじめるといくらもしないうちから脳が浮遊しはじめた。昼寝をして一度目覚めてから再び眠りはじめるときによく経験する金縛りの感じにもいくらか似ているようだった。巨大掲示板の片隅でくり広げられている幽体離脱についての議論を読…

2014/1/28, Tue.

呼吸三十回分のあいだ瞑想をしてから寝床に入った。わずか十分にも満たない時間だったろうが深い呼吸をくり返していると意識がほどけていき、存在するものは時計の音と鼻から出入りする空気の音のみになった。寝る前になかば以上眠っているような精神を体験…

2014/1/27, Mon.

六時に目覚めたときは意識が軽く冴えたような感触だった覚えがあるが、二度寝をしてしまい、そうするとむしろ起き上がるのが難しくなり、それだから今日も結局十時半まで眠ってしまった。そうめんを煮込んで食べた。一年前の日記を読み返した。五千六百字も…

2014/1/26, Sun.

最終的に起床した十時半までずっと眠っていたわけではなくかなりはっきりした頭で覚醒した記憶もあったがしかし布団から出ることはかなわなかった。膀胱が限界をむかえていたので何はともあれ排尿した。時間からして何かを食べてしまうと昼食が食べられなく…

2014/1/25, Sat.

六時に起きるつもりが寝過ごして母が起こしに来てくれなければまちがいなく出勤に遅刻していた。七時四十分を認識した途端に焦燥感が身体中を駆けめぐった。それから三十分も経たないうちに送ってくれるという父の車に乗っていた。起きたばかりで血のめぐり…

2014/1/24, Fri.

二十三日の日記を書き終えると既に零時半に達していた。今日もなんとか生きて日記を書くことができたことを感謝したい気持ちが湧きでた。感謝の対象は神かもしれないし、言葉かもしれないし、身のまわりの世界そのものかもしれなかった。一時ごろ床について…

2014/1/23, Thu.

九時に目覚めてカーテンを開けると晴れわたった空から送られる黄金色の陽光が目を刺したが、その熱は布団のなかまでは届かず、三枚の布の下で身体を丸めて冷えた足をしばらくこすり合わせた末に無駄だと悟って決然と起床した。米、味噌汁、野菜炒めの残り、…

2014/1/22, Wed.

Antonio Sanchez『Migration』を流しながら日記を書き終えると零時半を過ぎていた。Sanchezを途中まで聞いたあとにThelonous Monk "Just A Gigolo"を繰り返し聞いた。ひどく美しかった。これほど冬の夜の感傷的な気分に合う音楽もそうそうなかった。菓子をば…

2014/1/21, Tue.

Brad Mehldau『Live In Tokyo』を流しながら日記を書いていると一時前までかかったが昼寝をしてしまったためか眠気がなかった。日記を読み返すとわずかひと月前の文章が今と大きくちがうので驚いた。当然ながら気に入らなかったので十二月分の記事をすべて削…

2014/1/20, Mon.

八時に起きてリビングにあがるとまだ父がいた。常ならばすでに通勤の時間であるはずだがいまだ寝巻き姿でいるので休みなのかと思いながらカレーを食べているとスーツに着替えて階段をのぼってきた。先日熱を出して会社を休んだ風邪のなごりか時折り咳きこん…

2014/1/19, Sun.

松平千秋訳『イリアス』第八歌を読み、軽い瞑想をしてから床についたのは午前一時だったが、救いようのない寝坊をして起床したのは十一時半を過ぎたところだった。米、納豆、餃子、けんちん汁といえばいいのか豚汁といえばいいのかよくわからない汁を食した…

2014/1/18, Sat.

昨日の日記を書き終わったあとに軽く腕振り体操をし、それからガルシア=マルケス『予告された殺人の記録/十二の遍歴の物語』を読んだ。四つ目の篇まで読み終わったが、どれも嫌味がなく引き締まった文章でよく書けているものだった。短い瞑想をしてから眠…

2014/1/17, Fri.

十一時に起床した。最近は寝坊がとまらずどうしようもない。アラームを鳴らさずとも六時や七時に目が覚めていた時期と比べると睡眠の質が落ちていることの証左だろうが身体のかゆみがその第一の原因ではないかと思われた。今日もまた冬らしい冷えこみで三枚…

2014/1/16, Thu.

八時にメールがあって目覚めるも再度寝てしまい、最終的に十時半に起床した。米、納豆、けんちん汁、肉の炒めものを食べた。リビングで母が悩ましげにため息をついているのでなにかと思えば祖父のときの葬式代を見ていた。内訳を少し見せてもらったがまこと…

2014/1/15, Wed.

十時に目覚めたその瞬間から頭痛があった。おそろしい冷えこみの朝だった。窓外には今にも雪が降りそうな真っ白い空が広がっていた。十時半をすぎて布団から抜けだして米、納豆、豚汁、ハム、からあげ、キャベツを食べた。食べながらGuardianを読んだ。 昨日…

2014/1/14, Tue.

歯を磨きはじめると口腔内右奥に小さな口内炎ができていることに気づいた。 十時に起きて米、納豆、豚汁を食べた。部屋に軽く掃除機をかけてからArt Ensemble of Chicago『Urban Bushmen』を流し、『フランシス・ポンジュ詩集』を読みはじめた。BGMを『Bap-T…

2014/1/13, Mon.

九時半に起床してカレー、キャベツ、ごぼうと肉の煮物を食べた。母が読んでみろというので『これからのお葬式』という本を半分くらい読んだ。その後部屋に軽く掃除機をかけ、Christian McBride『Live at Tonic』を流しながら『フランシス・ポンジュ詩集』を…

2014/1/12, Sun.

クソ寝坊して十一時に起床した。リビングに上がるとカレーの匂いが鼻と胃を刺激した。二杯食べると、母がごみの仕分けを手伝ってくれというので、暖かな陽光のもとで燃えないごみたちを袋につめた。家の斜め前に祖父母の時代から借りている土地があり、そこ…

2014/1/10, Fri. - 11, Sat.

岸 政彦「断片的なものの社会学: 第一回 イントロダクション」(http://asahi2nd.blogspot.jp/2013/12/danpen01.html)を読んでから眠った。 九時半に起床した。目が覚めてからも夢のなかにいるような浮遊感を覚えた。混ぜご飯、野菜スープ、肉の炒めものを…

2014/1/9, Thu.

九時半に起床した。米、納豆、野菜スープ、菜っ葉とハムと卵を炒めたものを食べた。特に仕事から帰ってきて着替えたあとや風呂に入ったあとなのだが、ほとんど全身がかゆいといってもおかしくはないほどで、かゆみ止めや皮膚炎にういて検索してインターネッ…

2014/1/8, Wed.

ガルシア=マルケス『族長の秋』を冒頭から五頁音読してから寝た。 朝の仕事がない日だったので久方ぶりに九時前まで眠った。昨日とおなじくすさまじい冷えこみの朝だった。チーズバーガーとカレーパン、麻婆白菜の残り、大根の味噌汁を食べた。ホメロス/松…

2014/1/7, Tue.

六時に起床した。おそろしい冷えこみに震えながら上階へ上がり、煮込みすぎてでろでろになった麺とじゃがいもをトマトソースとチーズでとじたものとゆで卵を食べた。七時をすぎて陽が昇りはじめても一向に暖かくならない。小島信夫・森敦『対談 文学と人生』…

2014/1/6, Mon.

五時に起床した。ハムエッグを焼き、味噌汁とキャベツを食べた。G・ガルシア=マルケス/高見英一他訳『落葉 他十二篇』を読みはじめ、六時になってから三十分、ベッドボードにもたれて目を閉じた。窓外の景色は音のない深海めいた闇夜から抜け出し、かわた…

2014/1/5, Sun.

四日の日記を書き終わったあと、保坂和志『未明の闘争』について考えたことを二千字弱書きつけると日付が変わろうとしていた。過眠のためかずきずきと頭痛がしたが、それをおさえるためには再び寝るしかないというのが皮肉だった。 九時に起きて、ハムエッグ…