2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2014/4/20, Sun.

Patricia Barber『Verse』を流して昨日の日記を書いたら二時になった。歌をうたいたかったからscope『自由が丘』をかけてうたって黒田夏子『abさんご』を書きぬきした。音楽でメールに気づかなかった。三通入っていて、母からで、全部たけのこをとろうと書い…

2014/4/19, Sat.

十時に起きた。鍋のなかでかたまったビーフシチューをとかして食べた。Tさんと昼食だからそれだけにした。『1969 Velvet Underground Live with Lou Reed』を流して、(……)で借りた三枚のCDの情報を記録した。Bill Frisellが"Remedios the Beauty"という曲…

2014/4/18, Fri.

地震があったような気がした。朝だったのか夜だったのか夢だったのかわからなかった。さめる前から雨が降っていた。車が風みたいに濡れた路面を走る音で目をあけた。目をあけても起きるまでに長い時間がかかった。起きたらガルシア=マルケスが死んでいた。M…

2014/4/17, Thu.

五時に目が覚めたのはきっと瞑想をしたからだけれど、二度寝をした。三度寝もした。結局起きたのは十一時だったからなんにもならなかった。眠りすぎたからまだ眠かった。チキンソテーと味噌汁と生野菜を食べた。Yes『Yessongs』を流して昨日の日記を書いて、…

2014/4/16, Wed.

九時過ぎに起きることができたから、カレーを二杯食べた。チキンとシーフードがまざっていた。昨日の日記を書いて、すぐに書き終わった。John Coltraneの"But Not For Me"を二回か三回流すくらいの時間だった。John Coltrane『Soultrane』を再生しながら、「…

2014/4/15, Tue.

ヴァルザーが生まれた日だった。ジュネとムージルが死んだ日だった。夢のなかで、話したこともない高校の同級生に生活をとがめられた。二十四にもなったのにたいしてはたらきもしないで本ばかり読んで親に依存して、と言われた。余計なお世話だった。塩タン…

2014/4/14, Mon.

午後五時の鐘が鳴った。うたた寝をしていた母が動きはじめる足音が上から聞こえた。三十分前までは一緒にこたつで夢を見ていた。高橋源一郎『さよなら、ニッポン』を読み終わったあと、先に眠りはじめた。母が帰ってきてからすぐだった。足が痛い、と声をあ…

2014/4/13, Sun.

天井が二回、どん、どん、と踏み鳴らされる音で目が覚めた。見ていた夢は、ぱっ、と泡がはじけるように消えてしまった。つい一瞬前までたしかに見ていたはずなのになんの痕跡ものこっていなかった。カーテンをあけると外の色がまぶしくて目をあけられなかっ…

2014/4/12, Sat.

正午になってようやく上階に上がった。チャーハンをおにぎりにして冷凍庫に入れてあったものを解凍し、味噌汁とサラダをよそっていると父が帰ってきた。久しぶりに三人でテーブルについて食事をとった。自室にもどってギターをいじり、少々落書きをして二時…

2014/4/11, Fri.

携帯が震えて八時半に目ざめ、めずらしく二度寝をするほどの眠気もなかったので寝床に入ったまま高橋源一郎『さよなら、ニッポン』を読んだ。起きて台所にいくとなにもないので例によってハムエッグを焼きはじめると、こうしてフライパンにハムを四枚敷いて…

2014/4/10, Thu.

光のように薄く引きのばされた雲が山の上に帯をなして走っていた。あちらでは満開の桜はこちらではすでに花を落とし、清々しいほどの白よりむしろ、生えはじめた葉の緑と花がらの紅色が混ざりあったそれのほうが春らしかった。陽の光は透明なまま空間をただ…

2014/4/9, Wed.

寝床に射しこんで顔を濡らす光の強さに季節の移り変わりを見た。素麺を煮こんで食べながら日記を読みかえした。なにかきっかけがあったとも思えないが、十一月のなかばからあきらかに記述の精度があがっていた。とはいえ残しておくに値しないことには変わり…

2014/4/8, Tue.

十時半に起きて、一晩置いたにもかかわらずたいして味が深まっていないカレーを食べた。Craig Taborn『Junk Magic』を流してたいした手間もかけずに昨日の日記を書くと、つづけて地元の図書館で借りた二枚のCDの情報を記録した。『失われた時を求めて』第四…

2014/4/7, Mon.

おそろしく起きられない朝だった。目を覚まして頭を起こそうとするたびにまたすぐに眠気の網に沈んでいって、それをくりかえしているうちに自然に起きられるまで眠ろうとあきらめた。十一時ごろ携帯がふるえるとその音で驚くほど意識が覚醒したが、それがな…

2014/4/6, Sun.

五時に起きてカーテンをあけると、すでに夜を越えて星を失ったほの青い空が広がっていた。見るうちに夜はあけて空は白んでいき、ベッドを抜けだした五時半には朝の空気が立ちこめていたが、日の出は見えず、それどころか目をこらすとかすかに雨が空を裂いて…

2014/4/5, Sat.

寝坊したくせに性懲りもなくまどろんでいると母から電話があって、会社をやめる子とお昼ごはんを食べることになったから、二時に髪切りにいくんでしょ、そのときに洗濯物入れてってね、ということだった。キッチンのシンクに生タンメンがぽつりと置かれてい…

2014/4/4, Fri.

正午を過ぎて起きると、肩に軽い筋肉痛があった。だんだんと小説に近づいていることが感じられて、寝床でまどろんでいるときも書き出しを考えていたような気がするし、食事をとりながらもアイディアをこねくりまわした。しかし、書き出したいのはやまやまだ…

2014/4/3, Thu.

めずらしく七時半に起きた。キッチンの狭いシンクの上には皿に焼き鮭が三つ重ねてあって、それ以外におかずになるものは見当たらなかった。ごぼうがなぜかゆででざるにあがっていたが、そのままなんの加工もされていなかった。冷蔵庫をのぞくとパックに唐揚…

2014/4/2, Wed.

途方もない寝坊をして正午を過ぎて起きた。母が一度部屋に起こしにきたのをねぼけた頭でむかえたがそこからふたたび眠りつづけた。重苦しい倦怠と空気がかすれたような息苦しさがあった。昨夜の回鍋肉が残っていて、それをどんぶりによそった米にのせて食べ…

2014/4/1, Tue.

鍋には大根の味噌汁があった。フライパンのふたをとると洗った際に残ったのだろう水のひとかけらだけがあった。キッチンペーパーでふきとってから油をたらし、熱したりないうちにハムを四枚敷いてその上から卵をふたつ割り落とした。透明な膜がすっと広がっ…