2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2016/6/30, Thu.

六時に覚めたのは、母親が部屋に来たからである。存外きちんとした声で、今日は旅行だからと言うのに答えて、また寝付いた。次に覚めると、ちょうど七時になる頃合い、カーテンをひらくと晴れ間があるが、その上に黴のような薄雲が湧いていた。もう起きてし…

2016/6/29, Wed.

突如として切り取られたように一瞬で目が覚め、アイマスクに全面を遮られた視界が見えた。外して時計を見やると一〇時二〇分、意識に混濁はなかったが、身体のほうが付いていかないようで、起きあがる気力が身に寄ってこず、動きを止めたままでいるうちに頭…

2016/6/28, Tue.

七時台のうちに一度覚めてすぐにまた寝入り、もう一度覚めると、布団の下で身体が、足の先のほうまで汗に覆われていた。すぐさま布団を剝いでジャージの裾も引きあげて肌を外気に晒して、汗が引くのを待った。それが八時四〇分頃だったはずである。はっきり…

2016/6/27, Mon.

爽やかな空気の、晴れの朝だった。カラスが二匹、前夜のようにざらついた声音ではないが、やたらとかあかあと鳴き交わしているのをまどろみのなかで聞き、地震か何かの予兆ではないだろうなと迷信的に考えて、そしてまた寝付いた。起きなくてはと思いながら…

2016/6/26, Sun.

覚めるのは一〇時を回る頃になった。最近の日々のなかでは比較的早い時間に眠ったのだが、頭痛のためか、かえって長く眠ることになった。しかもすぐに身体を起こさず、しばらくまどろんだあと、さらに携帯を持ってだらだらとウェブを回り、一〇時台を通り抜…

2016/6/25, Sat.

ひらいた窓から漂ってくるひんやりとした空気のなか、下着姿で布団に包まれて一一時を迎えた。三時四〇分からとして計算してみると、睡眠時間は七時間二〇分とそこまでの寝坊でもないが、身体が凝って仕方がないので、やはりもう少し早く眠らなくては駄目だ…

2016/6/24, Fri.

初めに目を覚ました時には、まだ七時にも成りきっていない朝方だった。睡眠時間は三時間強である。再度目をつぶったが、閉ざされた視界のなかの意識が妙にはっきりしており、身体も軽い感じがあったので、いっそのこともう起きてしまうかと傾いた。それで実…

2016/6/23, Thu.

早い時間からたびたび目を覚ました記憶がある。最初はおそらく、六時あたりだったのではないか。起床は結局一〇時以降になったが、それまでに夢を二つ見た。早い時間に見た一つは、時刻は深夜らしい裏通りの途中でポルノを見ているというものだったが、その…

2016/6/22, Wed.

この日も意識が戻ったのは一〇時台、そうしてやはり四五分になって定かな覚醒を得た。睡眠時間は七時間三〇分ほどである。布団を剝いでちょっとうごめいてから起き、洗面所に行って顔を洗うとともに、用を足した。そうしてきちんと瞑想の習慣を保つために室…

2016/6/21, Tue.

雨降りの朝だった。一度目の覚醒は一〇時に得たが、まどろみのなかで時間を過ごして、一〇時四五分頃に意識がはっきりした。布団を剝いでしばらくうごめき、一一時を過ぎて起きあがり、洗面所に行った。戻ってきて瞑想を、一一時一三分から二二分まで行い、…

2016/6/20, Mon.

九時を回った頃に目が覚めた。悪夢めいたものを見たらしい。高校かどこかの教室で、クラスメイトから疎外されるような類のものだった。細かい部分は忘れてしまったが――記録するにあたってはその細部が面白いはずだったのだが――、周りの同級生たちが論理的・…

2016/6/19, Sun.

覚めて、アイマスクを外し、カーテンをひらくと白っぽい空の明るさに目が眩んだ。瞳を慣らしてから反対側の壁の時計に目をやると、七時過ぎである。消灯の三時五分から、四時間ほどしか眠っていない。しかも寝付くのに時間が掛かったから、実際の睡眠はさら…

2016/6/18, Sat.

何度か覚めて空気の暑さを感じながらも、寝床に貼り付いたままにするすると時が流れていき、定かに気づいたのはちょうど正午になる頃合いだった。睡眠時間が一〇時間に達したのは久しぶりのことだろう。両親は、父親の兄の墓を参りに揃って千葉に出かけてい…

2016/6/17, Fri.

早い時間に一度覚めたのは、何時だったのか定かではない。次にはっきりと時間を確認したのが、一〇時である。ひらいた窓の向こうには、長方形の雲が静止してはいるが青さも覗いて、ベッドの隅に光が落ちていた。上空の、結構な近さの場所をヘリコプターが泳…

2016/6/16, Thu.

ひらきっぱなしにして眠った窓の向こうが、定かな襞もなく平坦に白い朝だった。前夜に職場からメールがあってこの日は急遽休日となっていたのだが、するとやはり精神が緩むらしく、何度も覚めながら積極的に起きようという頭が働かず、一一時半頃になってよ…

2016/6/15, Wed.

六時台に一度覚めた。アイマスクをずらして、かすかにひらいた目で時間を確認するとすぐにまた寝付き、次の覚醒は八時過ぎである。五時間だから、と睡眠時間を計算し、そろそろ起きたい、と言うことを聞かない瞼を、白い窓に向けて宥めすかし、八時一五分に…

2016/6/14, Tue.

最初、まだ早い時間に覚めた時、顔から自ずとアイマスクが外れていた。それを探して枕の脇に落ちているのを確認するとふたたび寝付き、次に時計を見た時には九時台だったのを覚えている。その頃には、窓外の緑の風景の上には薄陽の色が被さっていたはずだ。…

2016/6/13, Mon.

覚めると、尿意が差し迫っていた。アイマスクを外して時計を見ると五時、まだ寝付いて一時間も経っていないわりに、頭は軽かった。寝床を抜けて、青ざめた早朝の外気の色がカーテンを通して洩れ入っているなかを渡って便所に行き、用を足すと戻ってふたたび…

2016/6/12, Sun.

九時台には一度覚めていた。白い陽射しがベッドに掛かる朝だったようだ。しかし瞼をひらいたままに固定できずに意識を失い、まどろみながら時計を見るたびに一〇時前半、一〇時後半と時間が滑っていって、一一時直前になってようやく覚醒が安定した。その頃…

2016/6/11, Sat.

一度目に覚めたのが九時か一〇時かそのあたり、この日も晴れて暑く、布団は寝乱れていた。抗いもせずふたたび寝付いて、一一時前になってようやく意識が晴れて、布団を跳ねのける気力が湧き、起きると洗面所で顔を洗って用を足した。戻ってきて、一一時ぴっ…

2016/6/10, Fri.

最初に覚めたのは八時頃だったような記憶がある。瞑想のおかげなのか、驚くほどに瞼は軽いのだが、四時間か、と睡眠を計算して、身体も重いようだしさすがに、とふたたび寝入った。久しぶりの晴れの日で、眩しさが窓から落ちて、布団も二枚掛けていては暑か…

2016/6/9, Thu.

起きられないままに長々と眠り続けて、いよいよ正午を越えた。一二時半も近くなってからようやく布団を抜けて、瞑想も忘れて上階に行った。意図してではないとはいえ、前夜は一時よりも前の時点で半ば眠りに入っていたはずなのに、どうしてこれほど眠ってし…

2016/6/8, Wed.

一〇時に仕掛けた目覚ましで覚めた時、夜も更けて新聞屋のバイクが町内を走りだした頃に眠ったわりには、驚くほどに身体が軽く、意識の混濁もなかった。布団をめくって抜けだし、アラームを止めると、寝床に戻りはしたものの布団は被らず、意識もはっきりし…

2016/6/7, Tue.

目覚ましは一〇時前に鳴るようにしてあった。この日もそれよりも一時間ほど早く、自ずと覚めて、乱暴にアイマスクを外したが、起床に至らずふたたび眠っていると、アラームが鳴って寝床から引きずりだされた。スイッチを切ると堪えが利かずにベッド上に戻っ…