2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2016/7/31, Sun.

意識がはっきりしたのは、一一時だった。それ以前にも九時頃から、一、二度覚めてはいたようである。寝床に伏せたままごろごろとし続けて正午近くになった。晴れて暑い日である。起きて便所に行ってきてから瞑想、一一時五五分から一二時四分まで行って、居…

2016/7/30, Sat.

友人の結婚式の日である。覚めた視界の先がぼやけて、壁に掛かった時計の針が視認できなかった。カーテンの裏から陽が射しこんでいる。しばらくそちらを向いて目を慣らしてから、一度布団から抜け出て携帯電話を確認すると、四時四〇分だった。まだ間がある…

2016/7/29, Fri.

最初に覚めたのは九時台の早い頃だった。寝惚け頭で時計を認識すると、一瞬今日が結婚式ではなかったかと錯誤が挟まって、寝過ごしたのではと頭がひやりとしたが、すぐに式は翌日であると思い直して安堵した。それで携帯電話を取って寝床に転がったまま、長…

2016/7/28, Thu.

五時半に鳴るよう仕掛けた目覚まし時計の甲高い叫びで、夢のなかから一息に、強制的に浮上させられた。鳴り響きを止めてから一度布団に戻り、しばらくごろごろとすると起きあがって、洗面所に行った。顔を洗い、水を飲んで、便所に入って用も足すと部屋に戻…

2016/7/27, Wed.

前夜の混濁が長く続いて、一一時を迎えてやっと覚醒に至った。ベッドから下りて一旦洗面所に行き、用を済ませてから戻ってくると瞑想に掛かった。諸々の夢を見たはずだが、それらの記憶は既にほとんど失われていた。なかの一つに過去の意中の女が出てきたは…

2016/7/26, Tue.

九時台のうちに一度覚めたはずだが、身体をベッドに押し付けられて起きあがれないままに時間が過ぎていき、一〇時を過ぎてようやく身体がいくらか動くようになった。ごろごろとうごめいてから一度起きあがってみると、腰やら背やら背面がやたらと凝って固く…

2016/7/25, Mon.

目覚まし時計のアラームで、五時半に覚めた。けたたましい音を止めると一旦布団に戻り、ごろごろとして六時を迎えた頃にまた起きた。洗面所に行ってきてから瞑想、六時一〇分から二一分までである。それから上がっていき、多分一番先に風呂を洗ったと思う。…

2016/7/24, Sun.

起床は正午前になった。連日の午前四時までの夜更かしのために身体はやはり硬く、しばらくごろごろとして少しほぐしてから布団を抜けた。洗面所に行ってきたのち、朝の瞑想は一一時五九分から一二時一二分までである。上階に行くとまず風呂を洗い、それから…

2016/7/23, Sat.

覚めると一一時、脚が凝って、身体の隅々まで痺れているように硬かった。布団を剝いでちょっとうごめいてから起きあがり、用を済ませてきてから瞑想をした。一一時一六分から二八分までである。それから居間に上がっていくと、母親はテーブルに就いてタブレ…

2016/7/22, Fri.

目覚めるとまだ五時半、灰色がかった雨降りの朝だった。まだもう少し眠れるなとふたたび眠りに戻り、目覚まし時計の叫びを迎えて起床である。洗面所に行ってきてから戻って枕の上に座ったのが五時五九分、目を閉じると、多分この時既に聞いたのだったと思う…

2016/7/21, Thu.

目覚ましの鳴り響く音で一挙に覚醒した。念を入れて、六時に鳴るように設定しておいたのだ。雨降りの朝で、開け放した窓から湿った涼気が流れこんでいた。時計を止めると一旦床に戻ったが、二度寝には捕まらないことはわかっており、少しすると立って部屋を…

2016/7/20, Wed.

記録によると、七時半に正式な覚醒を得たらしい。布団を身体の上から横にどかして、しばらくごろごろとしてから身体を起こし、床に足を下ろした。洗面所に行くと顔を洗って、戻ってくると枕の上に腰を掛けて瞑想した。アブラゼミが早くも鳴き声を空気中に拡…

2016/7/19, Tue.

すっと滑らかに眠りを抜けて、時計を見ると八時五分である。前日に続いてひどく軽い寝覚めだった。ちょっと目を閉じて夢を見たのかどうか思い返したが、ばらばらに刻まれて薄ぼけ、定かな記憶は残っていない。布団を剝いで身体を伸ばしてから、二〇分頃に足…

2016/7/18, Mon.

瞼をひらき、顔の上のアイマスクをずらした瞬間に瞳が白っぽい明るさを捉えて、電灯を点けたままに眠ったのかと一瞬錯誤しかけたが、すぐに晴れ日の朝の陽射しだと認識した。時刻は七時半だった。ふたたび目を閉じながら夢を反芻したが、予想外に早く、そし…

2016/7/17, Sun.

覚めれば既に一一時一五分である。正式な就寝ではなかったが二時から寝たとして、久しぶりに九時間以上の長寝となった。それだけ寝たためか細胞に酸素が足りないかのように身が全体にこごっているので、布団を剝いでからもしばらくごろごろとし、起きると洗…

2016/7/16, Sat.

三時過ぎに寝付いたわりには珍しく、八時台の早い頃に一度覚めた。夢をいくつも見た覚えがあり、それを反芻しながらまどろんでいるうちにふたたび意識が途切れて、気付くと九時前である。まどろみを続けていると、インターフォンが鳴ったが、身体を起こす気…

2016/7/15, Fri.

目をひらくと、九時だった。前夜の瞑想中、明日は九時に起きたいと繰り返し願っておのれに言い聞かせた甲斐があったなと思ったが、しかし油断して起床へと続かず、気付くと九時半に飛んでいる。三時半から眠ったとして、ここでちょうど六時間だからと気を奮…

2016/7/14, Thu.

この朝も窓は白い。一一時台になってようやく意識が晴れはじめ、定かに気付いたのが一一時半である。起きあがって洗面所に行き、用を済ませてから瞑想に戻った。陽がないわりに、生温い空気が身体を包みこんだ。一一時三七分から四六分までの静坐を済ませる…

2016/7/13, Wed.

長くまどろんだあとに意識がやや晴れて、白い空を眺めてから時計に目をやると、一〇時一〇分だったのを覚えている。それから布団を身体の上からどかして、しばらくごろごろしたのち、一〇時半に床を抜けた。洗面所に行って顔を洗ったり用を足りたりしてきて…

2016/7/12, Tue.

最初に覚めたのが、まだ六時台の頃だった。混濁のない寝覚めだったが、四時間で起きてはさすがに厳しいだろうとまた寝付いて、次が八時台、そろそろ起きてもいいなと思いながらも動けず、まどろみながら時計の針が道行くのを追った。そのうちに、前夜に起床…

2016/7/11, Mon.

九時頃には目がひらいたはずだ。もう少し強固な意思があれば、身体を起こすことができたはずだが、気怠さに負けてまどろみ続け、窓から入る陽射しを腕に受けた。暑い朝だった。一〇時にはほぼ完全な覚醒を迎えていたが、やはり起きあがれずにごろごろとして…

2016/7/10, Sun.

もはや寝覚めの瞬間のことを覚えていないが、記録によると一一時に起床したらしい。多分晴れに寄った天気だったのではないか。起床時の瞑想をさぼって上がっていくと兄も起きていて、ソファに巨体を預けながらタブレットを操作しており、その傍らに母親がい…

2016/7/9, Sat.

一度目に覚めた時点で寝覚めが良く、瞼も再度閉じていこうとしない。時計を見ると八時ぴったりだった。そこで起床と相成るはずが、携帯電話を取って寝床に横になったまま九時までウェブを回ってしまった。それから洗面所に行って顔を洗い、枕の上に帰って瞑…

2016/7/8, Fri.

たびたび目は覚めても身体が動かず、長々と眠るなかでいくつも夢を見た。小さい覚醒のたびにそれを反芻してみるのだが、次の目覚めの時にはおおよそ失われており、それを繰り返してまどろみを続けて一〇時半過ぎ、確か曇天だったと思うが、空のほうを見て目…

2016/7/7, Thu.

九時頃だったのかと思うが、母親が部屋にやってきて、出掛けることを告げた。行き先を聞いて市役所と言うのは、前日にも聞いていたが、手伝いをしている障害者支援の団体で売り出しがあるらしい。午後に雨が降るらしいから洗濯物を早めに入れてと言うのを受…

2016/7/6, Wed.

九時頃から意識を取り戻してはいたのだが、頭のなかは比較的はっきりとしているわりに布団の下の身体が動かず、そうしてじっとしているとふたたびまどろみのなかに引きこまれて時間を減らすことになった。一〇時を過ぎると寝返って白い窓に目を向け、申し訳…

2016/7/5, Tue.

窓をひらいたまま眠ったが、涼しい空気が流れこんでくる朝だった。何度か覚めながら、一〇時台に到った。一〇時半にようやく意識をコントロール下に取り戻し、薄布団から逃れると、例によって枕元の本を引き寄せて仰向けのままでしばらく読んだ。鈴木道彦訳…

2016/7/4, Mon.

九時頃からだんだんと覚醒しはじめた。まどろみと小覚醒を繰り返して一〇時になり、薄布団を乱していると、耳もとに蚊の羽音がしてはっと正気付き、手をぶんぶん振って退治した。そうして布団を剝いで寝転がったまま、鈴木道彦訳『失われた時を求めて』をし…

2016/7/3, Sun.

フランツ・カフカの生まれた日である。八時台のうちに母親が部屋にやってきて、墓参りはどうするかと訊いた。前日が祖父の命日で、明日行くから、と言われていたのだ。時計を見ると時刻が随分早く思われて、もう行くのかと返したあと、何らかのやりとりをし…

2016/7/2, Sat.

一番初めに覚めたのは、六時だった。四時間で目覚めたか、もう起きてしまってもいいなと思いながらも動けず、やがてふたたび寝付いた。その頃に見た夢はもはや失われている。次には九時頃覚醒して、少々まどろんでから九時半に意識をはっきりとさせた。空は…