2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2018/8/31, Fri.

一〇時前起床。柔らかく煮込んだうどんを食べる。 通院の日である。服は久しぶりに麻素材の真っ白なシャツを着ることにした。ボタンの一つ一つの色が違っているという部分に、ちょっと洒落気の利いている品である。ズボンはこれも久しぶりに、藍色のストライ…

2018/8/30, Thu.

五時頃一度覚める。肌が何かちくちくすると思ったら、小さな百足が身体にたかっていた。シャツの下から出し、シーツの上に落ちたところをティッシュペーパーでくるんで捨てた。 それから九時過ぎに起床するまで、夢をたくさん見たはずなのだが(そして微睡み…

2018/8/29, Wed.

正午過ぎ起床。 二時半、『人文死生学宣言』を読みはじめたのだがすぐに中断。この本の読書は止めることに。今の自分は、小難しい形而上学を楽しめる頭の状態ではない。論旨が追えず、内容がうまく理解できない。代わりに岡田睦『明日なき身』を読みはじめる…

2018/8/28, Tue.

正午過ぎ起床。わりあいに涼しい日。居間の気温計は三〇度ほど。二時半頃、雨が降ったが、すぐに止んだよう。 二時半から五時半まで読書。この日は昼寝に陥ることはなかった。保坂和志『未明の闘争』を読了。渡辺恒夫・三浦俊彦・新山喜嗣編著『人文死生学宣…

2018/8/27, Mon.

正午前起床。汗だく。 猛暑日。気力湧かず、ベッドで読書していると二時頃から意識を失う。そのまま六時台後半まで横たわり続ける。 夜、雨。にわかに激しく盛る瞬間も。 絶対的な平板さと、内実を欠いた抜け殻のような生。

2018/8/26, Sun.

八時のアラームで一度覚めたが、例によって二度寝に入って寝過ごし、気づけば一一時五〇分を迎えていた。部屋の空気には熱が籠もっており、肌は汗を帯びていた。上階に行き、顔を洗ってから前夜の残り物を温めていると、買い物に出ていた母親が帰ってきた。…

2018/8/25, Sat.

早朝から何度も目覚めていたが、八時のアラームまで最終的な覚醒を待った。アラームが鳴るとゆっくりと身体を起こし、携帯電話を手に取って音を止めた。身体は重かった。上階に上がって行くと父親と顔を合わせたので挨拶し、母親の横を通って洗面所に入り、…

2018/8/24, Fri.

八時のアラームを活かすことができず、またもや一一時四〇分まで意識と身体が軽くならなかった。家中に人の気配はなかった。上がって行っても母親の姿はなく、玄関の小窓から外を覗けば車もなくなっているが、どこに出かけたのか書き置きの類はなかった。顔…

2018/8/23, Thu.

八時のアラームに反応して意識を取り戻したのだが、携帯を操作したあと立ったままでいられず、ふたたび寝床に倒れこんだ。それでまたしても長く寝過ごし、正午を迎えるまで起き上がることができなかった。時間にすると一一時間二〇分の睡眠となるわけだが、…

2018/8/22, Wed.

八時のアラームで一度目覚めて立ち上がり、携帯を手に取ったのだが、アラーム解除の操作をしながら身体の重さに引きずられてまっすぐベッドに戻ってしまった。そしてそこから正午あたりまでずっと身体を起こせずに寝過ごすこととなった。カーテンをひらくと…

2018/8/21, Tue.

記憶が希薄で捉えどころのないものとなっているが、アラームよりも前、六時頃に一度覚めたのだと思う。しかし次に意識を取り戻したのは八時か九時かそのくらいで、寝床の手もとに携帯電話が置かれていたのだが、アラームを聞いた覚えも、立ってそれを消した…

2018/8/20, Mon.

七時のアラームで目覚めたが、二度寝を選び、一〇時半頃まで寝床に留まることになった。上階に起きて行って母親と顔を合わせたが、食事は昼に取ると言ってすぐに自室に戻った。前日の日記を綴らなければならなかったのだ。それで椅子に腰を据えて一〇時半過…

2018/8/19, Sun.

アラームが鳴り出すのを待たず、六時台に一度目覚めた。部屋は既に朝陽で明るくなっていた。しかしそのまま起き上がることはできず、微睡んでいるうちに七時のアラームが鳴った。ベッドから抜け出したが、携帯を手に取り操作をしながらまた寝床に戻ってしま…

2018/8/18, Sat.

一〇時頃から意識は浮上していたのだが、起床できないままほぼ一一時に到った。そこで携帯電話のバイブレーションが鳴り、その音を契機に身を起き上がらせることができた。携帯は手近のティッシュ箱の上に置かれてあった。元々七時のアラームを設定して遠く…

2018/8/17, Fri.

七時に携帯のアラームが鳴り響いた音で覚醒した。携帯電話は扉のすぐ脇の本棚の上面、本が二〇冊くらいは積まれたその横に置いてあった。こうすればアラームを止めるために扉のほうまで行かなければならず、二度寝を防げると考えたのだ。ところが実際には、…

2018/8/16, Thu.

精神疾患で休職中の身ではあるが、なるべく朝きちんと起きる生活をしたいと思い、七時に目覚ましアラームを設定してあった。時計のそれではなく携帯のもので、ベッドから離れた白いテーブルの上に置いておいたのだが、この朝、アラームが鳴ると、ベッドから…

2018/8/15, Wed.

七時に起きようと目覚ましを仕掛けてあったのだが、やはり鳴り響く音を聞いた覚えもそれを止めた記憶もない。意識が定かになったのは一〇時も近くなった頃だった。カーテンをひらくと、太陽の熱射が胸の上に落とされて暑苦しい。一〇時を迎えると、市内放送…

2018/8/14, Tue.

気づくと時刻は九時半に迫っていた。寝床の暑い午前だった。母親が部屋にやって来て、出かけてくるから洗濯物を頼むと言ったその声で意識が本格的に覚醒したのだった(彼女はこの日、草木染めの教室に出かけて行くのだった)。淫夢の類を見た覚えがあったが…

2018/8/13, Mon.

目覚ましは七時に設定してあった。止めた記憶がなかったがおそらく鳴ったのだろう。しかし気づけば八時前を迎えていた。ミンミンゼミの声が窓の外、朝の空気のなかに拡散していた。上階に行くと、母親は台所で素麺のサラダを作っている。前夜のうちに作り置…

2018/8/12, Sun.

一〇時台まで眠りに捕らえられていた。九時間ほどの睡眠となったわけだが、眠気がまったく生じないにもかかわらず、眠れば長く寝てしまうのが不思議である。起き上がると脚が重かった。上階に行き、テーブルに就いた母親に挨拶をしてから洗面所に向かったと…

2018/8/11, Sat.

九時半が近くなって段々と意識が定かになってきた。カーテンをひらくと射し込む午前の陽が胸のあたりに当たって熱が溜まる。その熱さを嫌って遮光幕を閉じ、ちょっとしてから起き上がった。上階に行き、両親におはようと挨拶をしてから洗面所に入って顔を洗…

2018/8/10, Fri.

夢。蓮實重彦。試験か授業を受けている最中で、それは詩を読むものだった(現実には蓮實重彦が詩の講義をすることなど一度もなかったのだろうが。彼はどこかで、詩に対してはある種の敵意すら感じているとか述べてはいなかったか?)。蓮實が話しかけてきて…

2018/8/4, Sat.

赤子を見ようが花火を見ようが、結局、何も感じられない。書くこともできない。純然たる孤独。 自分の生はやはり、実際上もう終わっている。あとはすべて無意味で余計な余生。二八にして。