2020-12-03から1日間の記事一覧
これまで見てきたように、デリダが文学テクストの枠組みを問題化できるのは、自身が「エクリチュールの舞台」と呼ぶもののおかげである。彼はこの表現を、以下の二つの意味で使用している。 一、全面的にシニフィエへと変換されることに対して、テクストとい…
これまで見てきたように、デリダが文学テクストの枠組みを問題化できるのは、自身が「エクリチュールの舞台」と呼ぶもののおかげである。彼はこの表現を、以下の二つの意味で使用している。 一、全面的にシニフィエへと変換されることに対して、テクストとい…