2018/8/30, Thu.

  • 五時頃一度覚める。肌が何かちくちくすると思ったら、小さな百足が身体にたかっていた。シャツの下から出し、シーツの上に落ちたところをティッシュペーパーでくるんで捨てた。
  • それから九時過ぎに起床するまで、夢をたくさん見たはずなのだが(そして微睡みのなかで忘れないように反芻したはずなのだが)まったく思い出せない。
  • 起床後、洗面所に行ってきてから瞑想をする。悪くない感じだった。
  • 朝食は素麺と昨日のゴーヤチャンプルーの残り。気温計は三二度。高温注意情報の放送があったが、猛暑というほどではなさそう。
  • 一〇時半から読書をする。岡田睦『明日なき身』。一二時半頃に到って眠気にやられる。そこから三時間、薄い眠り。目を閉じるたびに夢を見るが、その記憶をあとに残せない。
  • 起き上がって瞑想をした。四時ぴったりまで一八分。今更瞑想をしたところで意味があるのかないのか不明。少しでも感覚の鋭敏さが戻ってくれないか。そこからまた本を読み、五時を回ったところで上階へ。
  • キャベツを茹で、スライスしたジャガイモのソテーを作る。ゴーヤを切っておき、それを使った煮物は母親に任せて下へ。ギターを弄った。そうして歌を歌い、七時を越えて食事へ。
  • 夕食後、散歩。涼しく、風もある。これなら汗をかかなさそうと思ったところが、一〇分ほど歩けばやはり肌は湿りはじめて、路程の後半では背中一面濡れていた。駅のポストで母親から頼まれた懸賞葉書を投函する。歩いているあいだは、以前のように周囲の事物や空気の感触に意識が行くのでなく、まとまりと繋がりを持った思考が展開されるのでもなく、余計な音楽や断片的な言葉が頭に入り混じって次々と移って行く。何かを定かに感じることもできないし、論理的に整然とした思考を組み立てることもできない。自分がまた以前のように感じ、考えられる日は来るのだろうか、多分来ないのだろうなと、毎日そればかり頭によぎっては過ぎて行く。
  • 帰ると入浴。翌日が通院のため、髭を剃った。出てのち、九時四五分から読書。本は相変わらず面白くもつまらなくもないし、取り立てた感想もない。
  • 夜半、Jose James『Yesterday I Had The Blues - The Music of Billie Holiday』を聞く。