2018/9/18, Tue.

 一〇時前起床である。前日に会ったばかりの(……)が出てくる夢を見たはずだが、詳細は既に失われている。朝食は、ものを食べたいという気持ちが全然なかったため、鯖の一切れに米、あとは梨で軽く取った。日記に取り掛からなければならないはずが、一二時間以上も外出した前日の記事が長くなることがわかっているためだろう、むしろそこから遠ざかってしまい、だらだらと娯楽的な動画などを見て時間を過ごしたあと、一二時半頃になってベッドに横たわった。前夜の帰宅後にはなかった疲労感が、むしろ一夜を挟んだこの時になって湧いてきたようだった。それでちょっと休もうと身を横たえ、横を向いて身体を丸めていたところが、まったく「ちょっと」に終わらず、ここから六時過ぎまで五時間以上も寝床に留まる体たらくとなった。この日は合わせて一三時間以上も横になっていたことになる。起きて上階に行くと、飲むヨーグルトを一杯飲んで喉を潤し、フライパンで秋刀魚を焼いた。その後、自室に帰って、七時前からようやく書き物に入った。そうして八時ちょうどまで記事を書き進めてから夕食に上がって行った。炒飯の残りや秋刀魚、薩摩揚げに豚汁などである。テレビは『ヒャッキン!〜世界で100円グッズを使ってみると?〜』を映しており、酒を飲んで肌のいくらか赤くなった父親は機嫌良さそうに、番組に反応して一人で色々と呟きを漏らしている。なかに、マイクロファイバー素材の掃除用手袋というものが紹介された。両手にそれを嵌めて掃除箇所を撫でていくだけで埃が取れるという代物で、チェコの古城のシャンデリア掃除を担っている女性など、無数の細かな部品をいちいち拭かなければならないためにそれまで一つに一時間は掛けていた面倒な仕事が随分と楽になると言って、表情をニコニコとさせていた。あんなの良さそうじゃないかとこちらも呟き、それから風呂に入った。入浴後、緑茶で一服するあいだはふたたび動画を閲覧して気を緩め、一〇時半から書き物に返った。それから三時間弱、一時過ぎまで書き続けたが、『リズと青い鳥』について書き記すのに手間が掛かって、六〇〇〇字くらいまでしか進まなかったはずだ。その後、歯を磨き、また時間をちょっと使って、一時五〇分に床に就いた。