20240921Sat.

  • きょう起きた際、高校二、三年時のクラスメイトの出席番号順が無性に気になっていた。寝床で記憶を探る。離床してスワイショウをやる。そのあいだも繰り返し、座席配置とすがたとなまえの記憶を照合する。その時点で顔は出てくるが名前のわからない女子がふたりいた。ひとりは(……)みたいな名字だった気がする。もうひとりは見当がつかない。夜、(……)さんを忘れていたことに思い当たる。先ほど、湯を浴びた。出てきてルーズリーフに書き出してみた。三八人。クラスは四〇人だったはず。男子二〇人、女子二〇人で同数だったはず。数えてみる。女子がふたり足りない。ひとりは顔は出てくるがなまえのわからないさきの生徒。もうひとり、完全に存在をわすれているだれかがいる。記憶にない、もしくは顔の記憶しかない三人を除いた三七人中、フルネームで思い出せたのは二三人(じぶん含む)。名字しかわからないのが一四人。各列の一番後ろが誰だったかの記憶にもとづき、座席配置はこうだったろうと区切る。じぶんは(……)なのでわりとあとのほうである。後ろから数えてみる。二九番に当たる。そうだったような気がする。列の一番後ろだったような気もする。窓側から三列目に当たる。列は全部で七列だったと思われる。六人列が五つ、五人列が二つだったと思われる。列の最後と最前のうっすらとした記憶にもとづく限り、窓際の列は五人列だったような気がする。廊下側から見て二列目と三列目の区切りだけがわからない。おそらくこの範囲に、なまえに見当のつかない女子と、顔もなまえもわすれてしまった女子が入る。記憶をいくら探っても最後のひとりの存在が出てこない。