ちょっとまたあたらしいのを書き出してしまったけれど、これはもともと「夜のひとみは千のかがやき」という題でかんがえていたのが、じぶんのなかでやや奇形的に発展したものだ。短くていいとおもっているので、「塔のある街」よりはけっこう短くなるはず。こんかいは前回の反省を活かし、「ふうけいしゅう」や「塔のある街」の精読や、読書と並行して、急がずにすこしずつ、書いていきたい。「夜のひとみは千のかがやき」という題は、ジャズスタンダードの"The Night Has a Thousand Eyes"をパクったものだったが、それだとなんかそぐわないかなという気になったので、変更した。あしたから実家に行ってあさってはたらき、その日に帰ってくるか火曜日になるかわからないが、またパソコンにふれない時間ができるので、そのまえにちょっとだけ書いておきたかった。すこしでも書いておくことで、書いていない時間のあいだに、そのことばがじぶんのなかにフィードバックされて、作品や場面のイメージが変容したり、あたらしいことがおもいついたり、という進展を期待しているのだ。